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販促什器

PROMOTIONAL FIXTURES

販促什器とは?
売場での効果を最大化する5つのポイント

販促什器とは

「店舗で商品が目立たない」
「POPだけでは商品の世界観が表現できない」
そんな悩みを抱える販促担当者の方に検討してもらいたいのが、販促什器の導入です。

販促什器は、店舗に訪れた消費者に商品の魅力をアピールし、販促効果を最大化する販促ツールです。本記事では、販促什器の基礎知識や種類、制作のポイントを詳しく解説しています。販促什器を知らなかったという人も、販促什器の導入を検討している人も、ぜひ参考にしてみてください。

販促什器とは?

そもそも「什器」とは、日常使いのための家具や道具を指す言葉です。販促什器はマーケティング業界で使われる用語で、日常的に商品を陳列したり、サンプルをディスプレイする商品専用の台を意味します。
ではなぜ、商品の陳列棚があるのにもかかわらず、販促什器が必要なのでしょうか?その最も大きな理由は、「消費者に見つけてもらいやすくするため」です。スーパーやコンビニの商品棚はスペースが限られています。とくに新商品は売れ筋の商品を陳列する「定番棚」に入りづらく、目立たない場所に陳列されがちです。そんな時に活用できるのが販促什器です。特別な仕様の台に乗せて商品を目立たせたり、什器のデザインでブランドの世界観を伝えたりすることで、陳列するスペースはそのままに、他社の商品より目立たせることができます。

販促什器は紙でできたものが多く、通常店舗での従業員が組み立てて商品を陳列します。お店にある商品棚に置けるよう、規格や形状を商品棚に合わせて設計しているものや、組み立てて床に置く据え置きタイプのものなど、多様な種類が存在しています。

商品のカテゴリーによって売り場の事情も異なるため、多くの販促什器はオーダーメイドで制作されます。ユニークな形状やブランドの世界観を表現したデザインであれば、アイキャッチ効果も高まるでしょう。

販促什器と似たものには、販促POPがあります。什器をPOPの一部とする考え方もありますが、一般的には、POPが商品の場所を知らせたり、魅力や特徴を簡潔に伝えるツールとして活用されるのに対し、販促什器は商品そのものをより魅力的に演出する目的で制作されます。

販促什器の定番3種

販促什器は、商品や陳列スペースに合わせてさまざまな企画・種類のものが作られています。本章では、コンビニや小売店でよく使われる、定番の販促什器を紹介します。

1カウンター什器

レジカウンターに置ける、コンパクトな設計の自立型什器です。商品をシリーズで並べられ、背面には商品名やキャッチコピーを入れるスペースがあります。コンビニのレジ前棚などでよく導入されています。

2吊り下げ什器

商品棚にスペースがない場合でも、棚の側面に掛けて省スペースに商品を陳列できる什器です。長い商品棚の最後に設置されている「エンド」と呼ばれる棚の側面で使用される傾向にあり、ドラッグストアやスーパーの小袋商品などでよく導入されています。

3フロア什器

ダンボール素材のパーツを組み立て、床に直置きするタイプの販促什器。大型なのである程度スペースのある売り場を想定しています。置き場所の制限がないため、形やデザインの自由度が高く、商品の世界観を表現しやすいのが魅力。強力なアイキャッチ効果も期待できます。ドラッグストアやバラエティショップでは、コスメ什器として見かける機会も多いでしょう。

販促什器の効果を高める4つのポイント

販促什器づくりにおいて、もっとも重要なポイントは、「実際に売り場で什器を扱う販売店舗の従業員の目線になる」、ということです。どんなに商品が魅力的に見え、デザイン性に優れた什器を作っても、売り場においてもらえなければ意味がありません。そればかりか、現場に嫌われる扱いにくい什器を作れば、商品の仕入れに影響する可能性もあるのです。きちんと販促物として活用してもらえる什器を作成するために、以下のポイントを意識して、発注・作成を進めましょう。

1どんな店舗にも置きやすいサイズ

小売店やコンビニで使用されている一般的な商品棚は、基本的に以下のサイズに統一されており、販促什器は商品棚の陳列スペースのサイズに沿って作成する必要があります。

一般的な陳列棚のサイズ
幅1200mm・1段の高さ300mm・奥行き300mm

上記の規格を踏まえると、横幅は、棚割りに乗っ取って、300mm・450mm・600mm・900mmで作成するのが一般的で、高さや奥行きはそれぞれ300mm以内に収める必要があります。高さや奥行きが小さすぎると陳列のスペースが少なくなり、大きすぎると商品棚に収まらないため注意しましょう。商品1ケースがきれいに収まる、サイズ、奥行きが理想的です。

2組み立てやすさや片付けやすさ

什器を作成する際、十分検討しなければいけないのが、組み立て・片付けのしやすさです。その理由は冒頭でも解説した通り、販促什器の組み立てや解体はほとんどの場合、店舗の従業員が行うため。自社の営業が組み立てることを想定し、複雑な仕様にしてしまうと、商品も什器も仕入れてもらえない可能性があるのです。

取引先の店舗で気持ちよく商品を展示・陳列してもらうためにも、「誰でも簡単に組み立て・解体できる仕様」を意識しましょう。

3消費者の導線設計

どんなにデザイン性の高い什器を作っても、什器単体では販促効果を最大化できません。お店に訪れた消費者に遠くから気づいてもらい、什器まで誘導し、商品を手に取ってもらうという3段階を意識し、什器のデザインを含む販促ツール全体での導線設計を行いましょう。

まず必要なのは、遠くにある商品を来店客に知らせる、バナーやのぼりなどの大きなPOPです。什器に取り付けたビジュアルボードやスイングPOPでさらに近づいてみたくなるよう誘導し、商品リーフレットや特徴を訴求する動画で、消費者の理解を深めると良いでしょう。

4商品コンセプトを反映したデザイン

さまざまな什器が並ぶ小売店では、商品の世界観をデザインに取り入れることで、自社のブランドイメージを押し出し、他者と差別化できます。ブランドのコンセプトを意識したビジュアルボードやカラー、形状を検討しましょう。

【まとめ】販促什器の制作には、専門的な知見が不可欠!

販促什器は、新商品の発売や商品リニューアルのタイミングで制作し、商品とともに小売店に提案することが多く、商談を後押しする重要な役割を担っています。小売店に納品された什器は、自社の社員ではなく、お店の従業員が組み立てるため、組立てや設置、解体が簡単で、従業員が扱いやすい造りを意識しましょう。制作会社に発注する場合は、販促什器に強く、専門的な知見を持った会社がおすすめです。

販促パートナーでは、商品のカテゴリーやターゲットに合った販促什器のデザイン・制作のほか、POPやリーフレットなど、その他の販促物を含むトータルでの導線設計が可能です。また、素材別の見積りや、デザインを簡素化した場合の見積りなど、ご予算に合わせた素材、デザインをご提案いたします。店頭でのPOP、販促什器にお悩みの担当者の方は、お気軽にご相談ください。

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03-5315-0621
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